要塞の島
スピナロンガ:要塞とハンセン病療養所の島
東部リゾート地から船でひと漕ぎ。ギリシャで最も情緒あふれる場所のひとつへ。
GetYourGuideでクレタ島の日帰り旅行を見る ↗ スピナロンガが心に残る理由
スピナロンガは、ミラベロ湾に浮かぶ小さな要塞島で、エロウンダやプラカといった東部リゾート地の沖合に位置します。16世紀にヴェネツィア人がこの地に築いた難攻不落の海の要塞は、今も島をぐるりと囲む城壁としてその姿を留めています。しかし、スピナロンガに特別な重みを与えているのは、その最後の章です。1903年から1957年まで、ここはヨーロッパ最後のハンセン病療養所の一つでした。島に足を踏み入れれば、ここに生涯を送ることを余儀なくされた人々が実際に暮らした街路、家々、教会、病院をそのまま歩くことができます。美しくもあり、同時にもの悲しくもあるその場所の物語は、帰路の船に揺られている間も、そしてその後も長く心に残り続けるでしょう。
その物語と、多くの訪問者が知る理由
多くの人は、ヴィクトリア・ヒスロップの小説『The Island』(邦題『島』)を通じて、すでにスピナロンガのことを知った上で訪れます。この小説はこの島を舞台にしており、療養所の歴史を広く知らしめました。もちろん、この小説を読んでいなくても問題はありません。しかし、この作品がなぜこの島にこれほど多くの人々を引き寄せ、優れたガイドの存在がなぜこれほど重要なのかを説明してくれます。廃墟は静かに佇み、そこにあるのは人間の歴史——共同体がどのように組織され、商店やカフェを営み、結婚し、自らの死者を葬ったのか——であり、それが古い城壁を巡る散歩を、忘れがたい体験へと変えてくれるのです。最初の数軒の家だけを見て急いで通り過ぎるのではなく、島を一周する時間をしっかりと確保してください。
アクセス方法
スピナロンガへは船でしか行くことができませんが、航路は短距離です。最も近い出発地は、島のほぼ真向かいにあるプラカの小さな港から。エロウンダからも定期船が出ており、アギオス・ニコラオスからは、より長く景色の良いクルーズ船が出ていて、半日かけての小旅行に最適です。そのため、この旅の拠点として自然なのは、アギオス・ニコラオスやエロウンダといった東部の町々です。ハニア周辺の西部リゾート地からは、島を横断する長いドライブが必要となるため、スピナロンガは通常、西海岸の滞在先というよりも、東部滞在と組み合わせて訪れる場所となります。
島での実用的な情報
島自体への入島料が別途かかる場合があり、ボート代に含まれているかどうかはチケットの内容をご確認ください。道は石畳で凹凸が多く、滑りやすいため、歩きやすい靴をお履きください。また、日陰が少なく夏場は城塞が照りつけるため、帽子・水分・日よけ対策は必須です。島を一周するには、おおむね1時間半から2時間ほどを見積もっておくとよいでしょう。島内には売店などはほとんどありませんので、必要なものはすべて持参し、帰りのボートの時刻を考慮して、最後の行程を慌てずに済むよう計画を立ててください。
ツアーに参加するか、ご自身でお楽しみください
どちらでも十分に楽しめる選択肢ですが、最適な方法はお泊まりのエリアによって異なります。東側のエロウンダやアギオス・ニコラオス周辺にお泊まりなら、地元の船で気軽に渡り、島でガイドを雇って歴史を深掘りする自由な探訪がおすすめです。一方、西側にお泊まりの方、あるいは手配の手間をかけずにしっかりとした解説を聞きたい方には、移動・船・ガイドがセットになったツアーが最も簡単な道です。こちらのサイトでは、GetYourGuideで提供されるスピナロンガ島ツアーを比較でき、無料キャンセル対応、表示価格はお客様の通貨となっております。
まだ渡航時期やツアーをお決めでない方へ
メールアドレスとご希望の月をお知らせください。その時期に催行され、おすすめのクレタ島日帰りツアーを簡潔にご案内します。